「一地球人としての下山田吉成」のブログです。


by SIMON
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<   2011年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=GASMdrWqUOY

脱原発運動をアカデミックな立場からリードする小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が5月22日、国会の参議院行政監視委員会「原発事故と行政監視の在り方」に登場し、「現在進行中の福島の原発事故の本当の被害は、もし日本の法律を厳密に適用するなら、福島県全域を放棄することになる。それを避けようとすれば住民の被曝限度を引き上げるしかなくなり、そうすれば住民は被曝を強制されることになる。」「東京電力がいくら賠償したところで足りない、何度倒産したとしても足りない。日本国が倒産しても贖いきれないほどの被害が出る。本当に賠償するならば。」と証言しました。

小出氏は最後に「ガンジーが説いた7つの社会的罪」について述べました。

①理念なき政治

②労働なき富

③良心なき快楽

④人格なき知識

⑤道徳なき商業

⑥人間性なき科学

⑦献身なき崇拝


※①は日本政府を、⑤は東京電力を、⑥は原発推進に関わった学者やアカデミズムを、それぞれ痛烈に批判したものです。

飾らない生真面目な人柄がよく伝わってくる、素晴らしい、感動的なスピーチでした。



下山田吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-26 13:36

東電の本音・政府の策略

5月19日に東京在住の46才の臨床心理士が「原発事故によって極度の不安感、恐怖感を受けた」として東電に慰謝料10万円を求めて提訴した第1回口頭弁論で、東電は「今回の震災は異常に巨大な天災地変で、対策を講じる義務があったとは言えない。」と反論し、答弁の中で「これまでの想像をはるかに超えた、巨大でとてつもない破壊力を持った地震と津波が事故の原因で、対策を講じる義務があったとは言えない。」

「原発の建設は法令に基づいて適切に行われてきた。」

「都内で人体の被害が生じるレベルの危険性はなく、住民が極度の恐怖感を持つ状況には至ってない。」と請求の棄却を求めたそうです。

これが殺人企業・東電の本音です。

あきれるほど全く反省していません。

現在の彼らの頭の中は、「いかにして責任を逃れて支払う賠償金額を少なくするか」ということで一杯になっているのでしょう。

地震や津波が想定された範囲の事象であったことは明白で、彼らが御用学者以外の学者たちの意見に耳を傾けなかっただけです。

明治三陸地震(1896年)の際に起きた大津波は約38メートルあったことがわかっていますが、彼らの想定は最大でたった5.7メートルで、今回の福島第一原発に押し寄せた津波は14〜15メートルでした。

正確には「当然想定するべきことを敢えて想定しなかった」というのが事実です。おそらく防潮堤を建造するためにかかる出費を惜しんだのに違いありません。

「とてつもない」のは地震や津波ではなくて、悪意と強欲によって腐食した東電の企業体質の方であることを忘れないでおきましょう。

マグニチュード9.0の大地震ということになっていますが、マグニチュードの計算方式はなぜか今回の東日本大震災に限って数値が高くなるモーメント・マグニチュードが突如採用されており、従来の気象庁マグニチュードでは「8.4」なのです。

ここにはできるだけ数値を大きくして「こんな未曽有の大地震だったのだから、想定外で免責」という状況に持ち込もうとする政府≒東電の極めて悪質な意図がはっきりと現れています。

また東京都の大気の放射線計測は地上18メートルに設置されたモニタリングポストによって行われていますが、これではプルトニウムが発するアルファ線は検知できないし、地面から離れるほど放射線の計測値は低くなるので地上で生活している人間にとっては役に立たない情報です。

鳥のために放射線被曝値を計っている(ただの馬鹿)のか、計測値を低くするために意図的にやっている(卑劣な悪党)かのいずれかですが、どちらにしても論外です。

しかもガンマ線という比較的弱い放射線の計測値しか公表していません。

プルトニウムはアルファ線を出しますが地上18メートルでは計測できません。
こういうことをされると「プルトニウムはかなり降下しているのだろうな」と感づいてしまいます。

彼らのやり口には特徴があって、放射能汚染が「危険」なレベルで健康に「悪影響がある」場合は「安全」で「影響がない」ことを強調し、不都合なデータ(例えばWSPEEDI、セシウム137やヨード131以外の核種データ)は隠蔽し、プルトニウムの存在を示唆するアルファ線を計測したくないから地上18メートルにモニタリングポストを設置するのです。

つまり彼らの主張や行為のほぼ反対側に事実があると考えれば間違いありません。

近畿大学原子力研究所講師若林源一郎氏らによる地上1メートルにおける都内各所の計測では、新宿区は都の発表の約2倍、葛飾区では約5倍の数値が出たそうです。つまり自治体が公表している数値は全く当てにならないずさんなデータであるということがはっきりしてきました。

一部公開されたWSPEEDIのシュミレーションやECRR(放射線リスク欧州委員会)の基準によって予測される東京都民の予後は放射線被曝によるガンや白血病、心筋梗塞、脳卒中などの健康被害が増大することが確実な状況です。

現実に起きていることは都民が極度の恐怖感を持って当然の状況ですが、政府と東電のマスメディアを駆使したなりふり構わない洗脳工作によって、いまだに多くの国民は「安全デマ」を信じているのが実情です。

一方で、隠していた情報を少しずつ小出しにしていくやり口に「極度の不安感や恐怖感を受けている」人々が増加しているのも事実です。

皮肉なことに政府と東電の隠蔽体質が、国民の「いったい本当はどのくらいひどい放射能汚染が起きているのか?」という不安と恐怖をかきたてているのです。

何も知らないことによって平気でいられるというのは偽りの安心であり、「知らぬが仏」です。

それがどんなにひどい放射線被曝だとしても、人は事実を知ることによってのみ勇気を喚起し不安と恐怖を克服することが可能になるのです。

ご紹介した臨床心理士のファシズムにたった一人で立ち向かう勇気は賞賛に値します。

今回の原発震災によって有形無形の被害を被った人はたくさん存在しますが、賠償や補償を受けられるのはごく一部の被災者に限られる見通しです。

日本全国、それどころか全世界を史上最悪の放射能で汚染しておいて、このままでは一部の地域や狭い条件に当てはまる人々以外は全く何の補償や賠償も受けられないのです。

このような不正と悪徳は日本国憲法で保障される「基本的人権」を甚だしく侵害するもので、国と東電に正当な補償と賠償を求める必要があると強く感じています。



下山田吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-23 12:22
これから書く内容は単なる偶然に過ぎないかもしれませんが、奇妙な符合に気づいたことからある予測をしました。

もちろんこの予測は外れて欲しいし、外れるものと思いますが、万が一的中することがあれば、それはつまり私たちの想像を超える深い深い闇がこの人間社会に存在することの証左であるとご理解下さい。


西暦1945年(昭和20年)8月に相次いで落とされた2発の原子爆弾によって日本の軍国主義体制は終焉し、戦後アメリカ主導の似非民主主義国家が誕生しました。

敗戦の引き金になった2発の原子爆弾が投下された場所は広島(ヒロシマ)と長崎(ナガサキ)です。

時は流れて2011年3月11日に福島第一原発で日本国始まって以来の大原発事故が発生しました。
これは当初大地震による大津波によって起きた外部電力の喪失が原因とされていましたが、実際は1000ガル未満という想定内の揺れによる原子炉のパイプの破断が発端だった可能性が示唆されています。

私が注目しているのは、大日本帝国を敗戦に追い込んだ2発の原子爆弾が投下された場所が広島(ヒロシマ)と長崎(ナガサキ)であるということと、66年後にアメリカの傀儡(ぐぐつ)に成り下がった日の本を破滅に追い込もうとしている原発震災の発生現場が福島(フクシマ)であるということです。

ヒロ島→フク島

とすれば

ナガ崎→カシワ崎

というのが私の予測です。

日本に存在する原発の中で「島」がつくのは福島第一原発と福島第二原発だけです。
一方「崎」がつくのは柏崎刈羽原発だけです。

しかも福島第一原発は北緯37度25分35秒

柏崎刈羽原発は北緯
37度25分17秒

と約550mずれているだけで、ほとんど同緯度に並んでいるのです。

これは単なる偶然かもしれませんが、気になったのでお知らせしておきます。


この事実から何を感じ取るかはあなた次第です。



下山田吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-20 01:30

小出裕章氏ラジオ出演

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助手)が毎日ラジオに出演して前日のフクシマの状況を解説しています。

http://www.youtube.com/user/nyugankenshin


ぜひ聞いてみて下さい。

そして想像してみて下さい。

フクシマで、日本でいま何が起きているのか。
これから私たちの、そして子供たちの未来がどうなるのかを。


下山田 吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-13 05:44

フクシマ関連情報

フクシマに関する下記のサイトをご紹介します。
それぞれとても価値のある情報を掲載しています。



◎文部科学省及び米国DOEによる航空機モニタリングの結果
(福島第一原子力発電所から80㎞圏内の線量測定マップ)

http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1304694_0506.pdf




◎このページはデータがそろっているのと、カユイところに手が届く痛快な文章が秀逸です。


http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-33.html




◎広瀬隆 特別インタビュー 「浜岡原発全面停止」以降の課題

http://diamond.jp/articles/-/12199
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by asiakatasumi11 | 2011-05-13 02:22
私たちが住み暮らしている日本はとても小さな島国です。

日本の国土面積が世界の総陸地面積に占める割合はわずか0.25%に過ぎません。

ところがその小国に1平方キロメートル当たり336人の人口がひしめき合っているのです。これはシンガポールやバチカンなどの極端に面積の小さな国を除けば世界第5位に相当する人口密度です。

密度が高いのは人口だけではありません。日本には世界中の原子炉の約13%に当たる54基が林立しています。

私の手元には「原発事故…その時あなたは」(瀬尾健著・風媒社)がありますが、その中の原発マップを見ると日本各地の田舎に原子力発電所がほぼまんべんなくちりばめられており、原発の事故によって有害レベルな放射能の拡散が予想される範囲を各原発を中心にした円で囲うと、北海道の東部や小笠原諸島や沖縄などを除く全ての地域が原発事故による放射能汚染圏内に入ってしまいます。
(六ヶ所村の使用済み核燃料の再処理工場が大事故を起こした場合は北海道はもとより、沖縄を含む東アジア全域は放射能汚染で居住不可能になります。)

つまり原発事故が起きるという前提ではこの狭い日本列島に安心して住める場所は存在しないということです。

また人口密度が高いということは、原発事故の際に放射能汚染レベルが高い地域の住民を他の地域に避難させることが事実上不可能であるということを意味します。

しかも日本は島国なので、外国への避難は一層困難です。

それは今回のフクシマで実証済みです。

被災地とその周辺地域の高速道路や鉄道、空港などの交通機関のほとんどは地震直後に停止もしくは閉鎖されてしまいました。

被災地で起きている放射能汚染を正当に評価すると、たくさんの人々を避難させなければならなくなりますが、それは原理的に不可能であるため放射線被曝の計測値を故意に発表せず、また公表する計測値については故意に過小な数値の出る計測法と被曝の影響が過小になる評価基準を採用したり、放射性ヨウ素と放射性セシウム以外のデータは漏出が無かったことにして未だに発表しないなど、なりふり構わぬ隠蔽工作によって原発から30km圏外は(一部地域を除いて)避難しなくてもよいことにしてしまいました。

しかも慌てて作った放射性ヨウ素と放射性セシウムの「基準値」も、放射能汚染の増大とともに勝手に上げてしまったのです。

今後放射性物質の継続的な降下による蓄積量が増大しても、そのたびに「基準値」を上げれば永久に問題はなく、避難する必要はないということにするのでしょうか。ものすごく馬鹿げた話です。


日本列島は世界有数の地震国であり、世界で起きる地震の約10%および地球上で起こるマグニチュード6以上の地震の約20%が世界の総陸地面積のたった0.25%に過ぎない日本とその近海で起きているのです。

その狭い地震列島に世界の約13%を占める54基もの原子炉が建造されているという事実を皆さんはどう感じますか?

このような背景のもとで今回の原発震災は起きたのです。

1896年には明治三陸地震による約38メートルの津波があったこともわかっていました。

人間のやることに「絶対」はありません。人はいつも必ずミスを犯すし、原発はいつか必ず壊れるし、日本には巨大地震や大津波がいつか必ずやってきます。


「想定外」のことは何ひとつ起きていません。

もし今起きていることを「想定外」と言うのなら、それは原発を推進するために都合の悪いことをわざと想定しなかったというだけのことです。

世界の総陸地面積の0.25%に過ぎない日本列島は地球上で発生するM6以上の地震の約20%が起きている世界有数の地震国であるにもかかわらず、世界の原子炉の約13%が林立しているのです。

しかも日本は世界第5位の人口密度を持つ島国であるため、原発事故が起きても常識的な意味での住民の避難は不可能であるということがフクシマで証明されました。


しかし事故を起こした当事者である東京電力は、原発事故の直後に地元住民には何も知らせず、多くの社員と社員の家族全員を福島県外に避難させたそうです。

「原発は絶対に安全」と常々喧伝し、原発事故を起こした後も「放射能汚染は健康に問題のないレベル」と主張している加害企業が、社員とその家族だけを地元住民には何も知らせず真っ先に避難させていたという事実をどう感じますか?

このことを福島第一原発から約20kmの地点に居住し、東電のモニターをしていたこともある被災者が告発しています。

http://www.youtube.com/watch?v=EcF_75slgwk

(要旨)

18:00〜20:00
東電社員と家族は地震と津波が起きた日に栃木に逃げた。

23:00〜
(知り合いの)東電社員の奥様から90km以上離れたところまで逃げろと教えてもらった。

24:00〜
3/14の時点で東電社員が(原発から)90km以上逃げていた。


下山田吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-12 06:18
福島第一原発の事故を批判した斉藤和義さんの反原発ソング「ずっとウソだった」が脚光を浴びていますが、無名の替え歌詩人たちも負けじと往年の名曲に見事な歌詞をつけて健闘しています。


◎WANDSが1994年に発表した「世界が終わるまでは」の替え歌

「日本が終わるまでは」

(歌が聴けます。)
http://www.youtube.com/watch?v=kQCJoM8J79U&sns=em


大被害に僕らもうひどい目

打ちのめされて悪夢のようだ

災害のすべてを受けつくしたのが天罰ならば

いっそ共に眠ろうか

日本が終わるまでは、壊れることはない

そう信じていた
幾十の原発とバブルの時だけが、なぜ輝いては

ゆがみきった炉心までも壊す

はかなき時代

このTragedy Times


そして人は繁栄を求めてかけがえのない何かを失う

我欲だらけの都市は夜中の自販機も看板も灯せない

日本が終わる前に、聞かせておくれよ

満開の花が似合いのカタストロフィ

誰もが呪いながら東電を信じない

なのにずっと安全を夢見てる

はかない人々

このTragedy Times

日本が終わるまでは、壊れることはない

そう信じていた幾十の原発とバブルの時だけが

なぜ輝いてはゆがみきった炉心までも壊す

はかなき時代

このTragedy Times

このTragedy Times




うーん、バブル崩壊時代を象徴するビーイング系の名曲が原発カタストロフィの愚かしさと見事にマッチしているのはなぜだろう?


次の作品はRCサクセション(忌野清志郎さん)の「雨上がりの夜空に」の替え歌で
「放射能の夜空に」
http://blog.livedoor.jp/mnews_2ch/archives/51250988.html

大津波にやられて原発いかれちまった

都民の電力とうとうつぶれちまった

どうしたんだHey Hey 東電

オール電化しちゃったんだぜ

いつものように送電続けてくれよ

(以降はアクセスして読んでみて下さい。かなり笑えます。)
………………………
こんな時に炉心が溶けちゃうなんて

こんな時にプール水漏れなんて

………………………………………………
♪こんな時に社長がいないなんて

♪こんな時に会長もいないなんて


♪こんな海に汚水を流すなんて

♪こんな空にベントできちゃうなんて



下山田吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-08 22:15
シンガーソングライターの斉藤和義さんがプライベートに撮影した反原発ソングの映像がインターネットに流出して話題になっているそうです。


「ずっとウソだった」

この国を歩けば、原発が54基。

教科書もCMも言ってたよ、「安全です」。

俺たちをだまして、言い訳は「想定外」。

懐かしいあの空、くすぐったい黒い雨。

ずっとウソだったんだぜ、やっぱりバレてしまったな。

ほんとウソだったんだぜ、「原子力は安全です」。

ずっとウソだったんだぜ、ホウレンソウ食いてえなあ。

ほんとウソだったんだぜ、気づいてたろうこの事態。

風に舞う放射能はもう止められない。

何人が被曝すれば気がついてくれるの、この国の政府。

この街を離れて、うまい水見つけたかい?

教えてよ、やっぱいいや、もうどこにも逃げ場がない。

ずっとクソだったんだぜ、東電も北電も中電も九電も。

もう夢ばかり見てないけど。

ずっとクソだったんだぜ、それでも続ける気だ。

ほんとクソだったんだぜ、何かがしたいこの気持ち。

ずっとウソだったんだぜ、ほんとクソだったんだぜ。




これは斉藤さん自身の「ずっと好きだった」を本人がセルフカバーした替え歌です。

YouTubeへの投稿は削除されたそうですが、YouTubeを見た人がコピーを他の動画サイトに次々と投稿したために広がっていったようです。

一方、斉藤さんは映像流出の翌日4月8日にUSTREAMのSpeedstar Recordsアカウントで震災支援ライブ「斉藤和義
on USTREAM『空が綺麗』」を生出演し、「ずっとウソだった」を演奏した時は3万人以上が生中継にアクセスしたため配信が止まるハプニングもあったそうです。停止を知った斉藤さんは再度歌い直して男を上げたとのこと。


斉藤さんは2009年に亡くなった忌野清志郎さんの大ファンと伝えられており、「ずっとウソだった」は反原発ソングの先駆者である清志郎さんへのオマージュとも受け取れる傑作です。



下山田吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-08 22:14

内部被曝とは

(内部被曝とは)

放射線被曝には体外被曝と内部被曝がありますが、日々発表されている大気や水道水の放射線計測値が万が一正確なものだったとしても、それは体外被曝についての参考値となるだけで、体内被曝については安全の保証どころか何の気休めの根拠にもなりません。

内部被曝は現在実施されているようなレベルの体外からの計測では検出できません。ですから私の知る限り、これまでに発表された「住民の内部被曝はない」という報道は全て不適切な検査方法に基づく虚偽ですので信用することはできません。

呼吸や飲食を通じて体内に取り込まれた放射性物質は全身のいずれかの組織に付着し、アルファ線やベータ線などを長時間放射し続けます。

その結果、体細胞が傷つけられてガンなどの慢性的な疾病が進行したり、生殖細胞が傷つけられて子孫に遺伝障害が起こるなどの健康問題が発生するのです。

しかし、これまで広島・長崎の原爆被爆者と厚生省(現在の厚生労働省)の論争の中で、被曝者側は「内部被曝は体外被曝とは異なるメカニズムで細胞を破壊し、微量でも重大な健康障害を引き起こす」と訴えたのに対し国側は「健康に被害を与えるのは高線量の体外被曝だけで、体内に入った放射性物質からの放射線は低線量(微量)であるため被害は一切無視出来る」と反論しています。

したがって内部被曝による健康障害には何の補償も行われていないのが現状です。

今回の福島第一原発事故による放射能汚染についても、政府や東電の認識は専ら体外被曝を前提としており、内部被曝を著しく過少評価しているため、今後内部被曝によるガンをはじめとする健康被害が多発しても因果関係を認めないか、事実上「想定外」として免責を主張するものと考えられます。

私たちにとって政治家や官僚の無知と無能を糺し、東電の責任を徹底的に糾弾することと同時に、自らの健康を守るために内部被曝のリスクを軽減させる努力が必要とされます。



下山田吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-07 05:17

メリー・ゴー・ラウンド

個人の内的な葛藤や否定的想念が現実世界に現象化するという法則があります。

同じように個人の内的な愛や肯定的想念が現実世界に現象化するという法則も存在します。

つまり私たち一人一人の内実が顕在化しているのがこの現象界である、ということなのでしょう。


今回このような大きな事象(大地震&原発事故)が起きたということは、日本人全員の想念の総和がこのような現実を生み出したことを示している、という意見があります。

現象としての事実に優劣や善悪はありませんが、もしあるとすれば個々の信念や価値観に基づく見解でしょう。

しかしそれらの見解はメガネのレンズに付着した汚れのようなものであって、あるがままの事実認識を妨げる元凶となります。

それでも人はよりよい未来を信じることをやめられないし、だからこそ電力会社や政府や宗教団体にだまされ続けるわけですが、それは個々の魂が成長するために必要な学習プロセスなので、それはそれでよいのです。

個人や社会や地球に何が起ころうと、それは「あるがままのもの」であって、私たちの一存で都合よく「あるべきもの」に捏造することはできません。

事実こそが至高の愛であり、思想や信念や宗教は事実をありのままに受容できない人たちが考え出した方便もしくは代償であると私は考えます。

そしてほとんどの人々がその方便や代償の奴隷になっているのです。

仮に反原発運動が盛んになって原発がこの世界から全廃されたとしても、次の禍禍しいテクノロジーがすでに準備されています。

それが露見したならば私たちはまた反対運動をしなければならなくなります。
こうして私たちの人生の時間とエネルギーのほとんどは何かとの対立に費やされ続けることになるのです。

善と悪や光と影の葛藤に終わりはありません。

私たちは希望と絶望や喜びと悲しみの間を行ったり来たりしているうちに生を終えますが、どれだけ長生きしても何度生まれ変わろうともアップダウンを繰り返しながらグルグルと輪廻するメリー・ゴー・ラウンドに乗っているに過ぎません。

希望にも絶望にも執着しない、欲にも無欲にも執着しない、原発推進にも反原発にも執着しない、それらの全てを超越した心だけが本当の幸せを知覚することができるのです。


これは2500年くらい前に現在のインドで約50年間も大ボラを吹いていた人が亡くなる直前に言ったことらしいですが、私は結構気に入っています。


「諸行は無常であって是れは生滅の法である。
この生と滅とを滅し已(おわっ)て生なく滅なきを寂滅(涅槃)という。
寂滅とは本当の楽である。」


これを美しい日本語で詠んだものが空海作と伝えられる「いろは歌」です。


色は匂えど散りぬるを
(諸行無常)

我が世誰ぞ常ならむ
(是生滅法)

有為の奥山今日越えて
(生滅滅已)

浅き夢見じ酔ひもせず
(寂滅為楽)




あるがままのものがあるがままでありますように。



下山田 吉成
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by asiakatasumi11 | 2011-05-06 16:49