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「一地球人としての下山田吉成」のブログです。


by SIMON
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プロレス選挙と投票主義ファシズム

民主主義=選挙
と思い込まされている時点であちら側のマインドコントロールの罠にはまっている。

プロレス政治の洗脳から覚めない限り、投票に行っても行かなくても戦争に行くという筋書き通りになることは避けられない。

ジャイアント馬場やアントニオ猪木がめったに負けることがなかったように、現行の選挙制度は自民党が自民党の長期的政権保持のために工夫を凝らして作ったものなので、たまにシナリオ上わざと負ける場合以外はほとんどいつも第1党である。

自公が参議院の3分の2を占めることが決定的な現状おいては、むしろ投票に行くことで戦争に行く可能性を高めることになるだろう。

やる前から結果が決まっているインチキ選挙だとしても、投票に行くことで選挙の勝者が憲法を改悪し、国民を戦争に行かせる国にすることを承認することになる。

誰に投票したとしても自公が圧勝すれば彼らの政策に従わなくてはならないし、選挙に参加したことで、勝者が行う悪政に対する責任が生じる。投票率が高ければ多くの有権者がその選挙結果を認めたことになり、勝者をして「民意を得た」と言わしめることになる。

これが投票主義ファシズムの正体なのだ。

今さらどうあがいても憲法は必ず改悪される。

向こうは5年以上前から今回の参議院大勝後の憲法改悪のスケジュールを立てて、関連法案の整備を行ってきたのだから準備は万全。

ただの一度も本当の意味で選挙で正義が勝ったことがないのは、現行の選挙という仕組みが政治から正義を排除する強い性質を帯びているからである。正義は利権や搾取や戦争を否定するから、金権崇拝のこのクニでは好まれないのだ。

だまされたりマインドコントロールされたり洗脳されたりするのは愚かなためで、もし牛や豚が高い知性を持っていたら、いくら肉が美味いからと言ってもあんな扱いは受けないだろう。

イルカやクジラは肉が美味しくても知性が高いという理由で特別に保護されている。

愚かさ故に家畜のように扱われるのは、自分がバカだから馬鹿にされてしまうだけのことで、自己責任である。

今回の場合

護憲=投票に行く

という思い込みは妄想なのだ。

そもそも民進、生活、共産は改憲、加憲で、護憲政党ではない。三宅洋平氏も「集団的自衛権を認めない」としながらも「改憲して自衛隊を明記する」と公約している。

これでは自公が勝っても、万が一野党が躍進しても、改憲派が参議院の圧倒的多数を占めることは間違いない。

憲法改正か憲法改悪かは立場と解釈の違いに過ぎないので、頭の悪い洗脳された家畜人たちは誰に投票しても改憲に導かれることに気づいていない。

憲法改正の国民投票というのは改正案ごとに投票するのではなく、改正するかしないかを投票によって決するので、もう改憲は決定的な規定路線である。そしていざ改憲となれば過半数を占める与党の改正案が可決され、日本はめでたく戦争ができるハイテクな専制国家に回帰することになるのだ。

政治や選挙がプロレスから総合格闘技に進化しない限り、投票に行く意味がほとんど感じられない。

7月10日の夜はお約束通り大敗して、「不正選挙」だの「投票に行かないヤツが悪い」だの「野党が結束しないから負けた」だのとネットでわめいて、どうせ3日もすれば全て忘れて何事もなかったように別の話をしてんだろ。

だからいつまでたっても家畜人のままなんだよ。

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選挙に行かないことが合理的な三つの理由と、「選挙に行かないやつは政治を語るな」が間違っているもっと沢山の理由

http://d.hatena.ne.jp/akabeko8/touch/20130925/p1
by asiakatasumi11 | 2016-07-02 14:16 | 似非民主主義 プロレス選挙